カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

スティーヴン・ハンター「スナイパーの誇り」

スティーヴン・ハンターのボブ・リー・スワガーシリーズの何作目か判らんけど
「スナイパーの誇り」上下を読んでみた。

自宅で暇を持て余すボブ・リーに、友人の記者キャシーからメールが入る。
モスクワからのメールで、何やら第二次大戦中のスナイパーがらみの話らしい。
スナイパー話となると居ても立ってもいられないボブ・リーは、一路ロシアへ。
そして、独ソ戦で活躍した女性スナイパーのリュドミラを2人がかりで調べることに。
独軍から“白い魔女”と恐れられたリュドミラは、何かの陰謀に巻き込まれ
その記録を抹消されたようなのだが。

ボブ・リーの活躍は控え目。
独ソ戦でのリュドミラのパートと、現代のボブ・リー&キャシーのパートが交互に展開される。
更に、現代のモサド(イスラエルの情報機関ですな)の職員のパートも入ってきて
何処で話が繋がるのかと・・・。
一応アクションシーンはあるものの、かなりおとなしめでちょっとがっかりな感じは否めない。

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マーク・グリーニー「暗殺者の正義」

マーク・グリーニーの「暗殺者の正義」を読んでみた。
“「暗殺者グレイマン」に続く傑作冒険アクション”とあるので2巻目みたい・・・・、また2巻から読んでしまったか。
ま、気にしないで読もうっと。

“グレイマン(人目につかない男”と呼ばれるジェントリーは、本人にも理由不明のまま
CIAから解雇通知を言い渡され、さらには“目撃しだい射殺”指令まで出されているが、
なんとか裏社会にもぐり、暗殺者として糊口をしのいでいる。
そんなジェントリーが、ロシア・マフィアからスーダン大統領の暗殺依頼を受ける。
依頼を引き受けたものの、今度はCIA時代の上官から、大統領を暗殺するのではなく拉致しろと提案される。
成功すれば、“目撃しだい射殺”指令は取り消され、CIAにも復帰(下請けとしてだけど)できるという。
色々ゴネながらもスーダンへ向かったジェントリーだが、思わぬことで作戦が狂い始める。

えーっと、かなり不満のある内容。
作戦を狂わせたのは、ある女性なんですけど。これがあり得ないっていうか。
おバカ丸出しなんですよ、この女が。で、この女になぜか拘泥するジェントリー
一目で恋に落ちた・・・・とかなら解らんでもないんですけど、そういう訳でもないんですよ。
自分のちょっとした策略で、彼女がヤバそう(このままいくと殺されてしまう)だから、助ける。
う~ん、正義感のある主人公であることは良いんですけどね、どうも読んでいて得心がいかない。
どうも登場人物全体が、不自然な考え方と行動をするんで、ビミョーに・・・ねぇ。
最後まで読ませるだけの面白さはあるものの、登場人物たちの不自然さ(ストーリーのために動かされすぎで、
整合性が無い)が大きくマイナスなように感じましたね。

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ジェフリー・ディヴァー「007 白紙委任状」

ジェフリー・ディーヴァーの「007 白紙委任状」を読んでみた。

説明するまでもないが「007」シリーズは第2次世界大戦中、
英国海軍情報部に在籍していたこともある作者イアン・フレミングが、
自身の体験も交えて小説として創作した物。
映画版があまりにも有名な訳ですが、私もショーン・コネリーの007は結構好きだ。
ダニエル・クレイグの007も悪くない。
ところが原作の小説の方は、残念ながら読んだことがない。
イアン・フレミングが没した後も人気作ゆえ、何人かの作家によって007モノが書かれてきたんですが、
リンカーン・ライムシリーズで有名なジェフリー・ディーヴァーが「007 白紙委任状」を書いたとのことで
やはり読まずには(とはいえ発売は2011年だけどね)いられないでしょう。

数千人の被害が予想されイギリスの国益も損なうテロの情報を、メールの通信傍受で得た政府は
限られた時間の中でテロ組織を特定し、計画を阻止するために007ことジェームズ・ボンドを送り込むことに。
セルビア・ロンドン・ドバイと場所を移しながら展開されるボンドと敵の戦い。
足を引っ張る味方あり、強力な助っ人ありでボンドもなかなか大変だ。

ゴルゴ13ってここ20年くらい読んでいないんだけど、プロフィールに変更はないのかしら。
長期シリーズになると、どうしても主人公が年をとってしまう。
なので、プロフィールの変更を余儀なくされる訳ですよ007も。
その辺は致し方がない・・・と云うか、
どれだけ現代風な、それでいて007らしいプロフィールを作者が与えるか興味深かったり。
そういう意味では及第点かな。
ストーリー的にはちょっと物足りない感じがある。でも、007ってこんなもんかも知れない。
リンカーン・ライムシリーズに比べるとどんでん返しもさほど効果的には思えない。
一番の不満は、なんでも(なんでもって訳でもないけど)iPhone(にそっくりの特別製な訳だけど)
のアプリで問題解決なところ。
Q課の作る秘密兵器ってもっと無茶と云うか、荒唐無稽であって欲しいじゃないすか。
便利なアプリじゃなくて、とんでも秘密兵器であって欲しい。

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A・J・クィネル「ブラック・ホーン」

A・J・クィネルのクリーシィシリーズ4作目「ブラック・ホーン」を読んでみた。

アフリカのジンバブエの奥地で一組のカップルが狙撃されて死亡した。
丁度同じ頃、香港では医学研究者の一家が香港マフィアの手によって惨殺された。
ジンバブエと香港を繋ぐのは黒犀の角。
大金持ちの意地悪ババァ!に依頼され、ジンバブエでの調査に乗り出すクリーシィ達。
しかし、怖ろしい事態に。

マジッすかと云いたい事態が起こる訳ですが
淡々と乗り切るクリーシィ・・・・。
今回も大きな犠牲を払って、正義を貫くクリーシィ。
でも流石に堪えたみたいだなぁ・・・・。

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ジョン・ル・カレ「我らが背きし者」

ジョン・ル・カレの「われらが背きし者」を読んでみた。
けど、3分の1くらいで挫折。
お話はそれなりに面白いんだけど、
巻き込まれてしまったカップルの視点から描くと云うのがどうも退屈で駄目だった。

オックスフォード大学の教師ペリーは教職を辞そうか悩んでいる。
辞める決心をして、恋人で弁護士のゲイルと一緒に、生涯一度の贅沢とカリブ海の島へバカンスへ。
ところがそこで出会ったのがロシアの実業家ディマの一家。
ボディガードを引き連れて、なんか訳のわからん家族構成で、なぜかペリーにテニスの試合を申し込むディマ。
その後もペリーと接触したがるディマ一家。
なんで?
実はイギリス人であるペリーを通じてイギリス情報部に連絡を取り、命がけである情報を・・・・
というストーリーは面白いと思う。でも読んでてノレないなぁ。
という事で途中で挫折。

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