カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

二階堂黎人「稀覯人の不思議」コレクターのふしぎ

初めて二階堂黎人の作品を読んでみました。

名前は以前から知っていたんですけどね、
まあ、なんとなく手に取ってみたと。
初めて読むので、何が人気作と云うか代表作かも判らないので
なんでも古本がテーマらしいのでこの本にしてみました。
“稀覯人”と書いて“コレクター”とルビを振っていますけど、
要するに古本マニアのことです。

時代は1980年代、まだ手塚先生御存命の頃。
手塚治虫のファン達の会「手塚治虫愛好会・東京本部」の会長が自宅で殺害されます。
しかも現場は密室。
現場からは手塚作品の貴重な古本が何点か持ち去られています。
悲しみと驚きに襲われた会員たちは、会員の一人でもある水乃サトルを探偵役にして
殺人事件と古本の盗難を解決しようとするのですが・・・。
すっごく面白そうじゃないですか。
でも、正直なところ今一つでした。
人物が薄っぺらい。主人公である水乃サトルが特にウスイ。
フェラーリも出てきたりしますが、なんでフェラーリなのか意味不明。特に描写もないし。
そういう車に(借りものと本人は述べていますが)乗る人物だと云うだけ?なのかな。
そう云う瑣末な部分は気にしないと云うことなのかな。
台詞も説明調でちょっと苦手ですね・・。
とは云え、密室のトリック(特に外側の密室の)はナルホドと思ったけど、
これは私が本格慣れしていないからかな?
たぶん、私はトリックよりも人物とか何故とかの方に興味がいく人間なので。

そうは云っても、一応最後まで、しっかり読めたのも事実。
まあ、私の好みではないと云うことでした。
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