カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

ダグラス・アダムズ/マーク・カーワディン「これが見納め」

ダグラス・アダムズの「これが見納め 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景」を読んでみた。

ダグラス・アダムズは私の大好きな「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズの作者。

BBCラジオの番組のため、
世界中の絶滅が危惧されている生き物を、SF作家であり脚本家でもあるダグラス・アダムズと、
動物学者であるマーク・カーワディンが訪ねたノンフィクションである。
イギリスでは1990年に出版。
ダグラスらしいユーモアと皮肉に満ちた文章が楽しい。
そして、自分自身も含めた、人間の馬鹿さ加減に恥じ入るダグラスに共感する。
世界中を廻って、コモドオオトカゲやらキタシロサイやらカカポやらマウンテンゴリラの姿を見てダグラスは自問する。
“ゴリラの知性を判断しようとするとはなんと思いあがったことか、という気がしてきた。
人間の知性は、どんな意味でも知性を測る基準というわけではないのに。”
“あれやこれやの密猟が、マウンテンゴリラの生存を脅かす最大の問題なのは言うまでもない。
しかし、その問題を解決するのに人間狩り解禁を宣言するのは最善の方法と言えるだろうか。
わたしたち人類はいまのところ絶滅危惧種では無いが、
これは絶滅させようとする試みがなされていないと云う意味では無い”

笑わされながら、考えさせられた。多くの人に読んでほしい本である。
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