カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

アンディ・ウィアー「火星の人」

アンディ・ウィアーの「火星の人」を読んでみた。
これがデビュー作ですが、マジで凄いよ。

有人火星探査アレス3計画。イオン・エンジンで火星まで飛ぶ「ヘルメス」号は無事火星周回軌道に到着。
MDV(火星降下機)で火星の地表に降り立ち、様々なミッションを一カ月かけて行う予定だったが、
火星時間の6日目、大きな嵐によりミッションは中止され、火星軌道上のヘルメスに戻るように指示される。
地上の簡易基地「ハブ」を出て、地表から軌道上のハルメスまではMAV(火星上昇機)と云う物に乗るんですが、
MAVに全員で移動中に事故発生。
主人公ワトニーは宇宙服が破れ、大怪我をし、風に吹き飛ばされて視界から消え、
なおかつ宇宙服のバイオモニターが破壊されたため、他のクルーたちはワトニーが死亡したと判断。
苦渋の決断をし、MAVで火星から飛び立つクルーたち。
ところがワトニーは生きていた。
火星での一人っきりでのサバイバル。

巻末の解説に作者のインタヴューが載っているが
"およそありそうにない悲惨な偶然がつぎつぎと主人公の身に降りかかるようにはしたくない”
"直面する問題のそれぞれは、彼の置かれた状況から当然そうなるものでなければならない”
なるほどね~。
たしかに主人公は知識と技術を活かし(植物学者でメカニカルエンジニア。NASAでは救急医療など
の訓練も受けている。当然、宇宙飛行士としての肉体的な鍛錬も行われているわけだ)て、
生存するために科学的(時に無茶をするが)に考えて行動している。
たとえば水をどうやって確保するか。食料をどう確保するか。
アンテナ破損で途絶した通信をどうやって復旧させるか。etc.
これがですね~、読んでいてメチャメチャ面白いんですよ。
僕はSF者と名乗れるほどSFに詳しい訳ではないですけれど、
今まで読んだSFのなかでもベスト10に間違いなく入る面白さでした。
未読の方には是非お勧めしたい。

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