カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

髙村薫「四人組がいた。」

髙村薫の「四人組がいた。」を読んでみた。

髙村薫とは思えないファンタジーと云うか、ブラックユーモアな1冊。
とあるド田舎の山の中、旧バス道沿いの郵便局兼集会所には
毎日毎日、日がな一日4人組がたむろしている。
元村長、元助役、郵便局長、紅一点キクエ小母さんの四人だ。
出がらしのお茶をすすり、干しイモやらカボチャの煮つけやらを食べながら、
なんぞ面白いことはないかと、手ぐすねを引いて待ち受けている。
なにしろ暇を持て余しているし、一癖も二癖もある老人たちで
この四人組に捕まると・・・・。

真面目でお固いイメージの強い髙村薫ですが、こう云うのも書くんだね。
一種の文明批評、文明批判でもあると思うんだけど、そんなに深みがある訳でもないし、
あまりカタイことは云わずに、素直に面白がるのが吉。
その方が四人組にも笑われないで済むだろう。
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する