カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

山田兼士「百年のフランス詩」ボードレールからシュルレアリズムまで

月刊「詩学」に連載された文章を纏めた物。
19世紀なかばから、20世紀なかばまでに活躍した
フランスの詩人26人の作品を36編紹介した物です。
対訳と短いエッセイ。
ボードレール、ランボー、ロートレアモン、ヴェルレーヌ、アポリネール
ブルトンなどおなじみの名前も在れば、
ジャム、ローデンバック、メーテルランクなんて聴いたことも無い(恥ずかしながら)名前も。
まあ、1ページ目から順番に読んでいくよりも、興味のある詩を拾い読みしていくのが楽しみかな。

個人的にはランボーの「永遠」に興味があるんですよ。
色々な翻訳の「永遠」を持ってますけどね。何故かこの詩に惹かれる。
ランボー詩集って堀口大学、小林秀雄、中原中也、金子光晴なんかの訳が有名ですが
さて、誰の訳が一番なのか・・。
まあ、フランス語でランボーの詩を味わえるようになるのが一番なんだろうけど。
日本語しかできない浅学の身としては、誰の翻訳かと云うのは結構大事ですよね。

そう云った意味では、高橋源一郎が
「サドの本を澁澤龍彦の訳で読める日本人は、言語で読めるフランス人より幸せだ」
みたいなことを書いていたと記憶していますが、ピタッと来る翻訳と云うのは大事。


この本は当りだよ!見かけたら買うべし。澪標って云う出版社です。
ちなみに「みおつくし」って打っても一発では変換しませんな、無教養だな。
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