カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

ヴォルフ・シュナイダー「偉大なる敗北者たち」

ヴォルフ・シュナイダーの「偉大なる敗北者たち  メアリ・スチュアートからゲバラまで」を読んでみた。
ゲバラやゴッホなど“偉大”な敗北者を集めた本。

本書で取り上げられているのは、人数が多いんですが列挙しますと、
チェ・ゲバラ、オスカー・ワイルド、フィンセント・ファン・ゴッホ、ゲオルグ・ビューヒナー(知らない)
ミハイル・ゴルバチェフ、ヴィルヘルム2世、ルイ16世、アラン・チューリング、エルヴィン・ロンメル
トロッキー、フェルディナント・ラッサール(この人も知らない)、リーゼ・マイトナー(知らない)
メアリ・スチュアート(ブラッディメアリーとは別人です)、ハインリヒ・マン(トーマスの兄。兄がいることも知らなかった)
クヌート・ハムスン(ノーベル賞作家ですが、やっぱり知らない)、ヨハン・シュトラウス、
ヤーコブ・ラインホルト・レンツ(全く知らないなぁ)、ラザール・オシュ(初めて知ったけどナポレオンのライバル。
この人は興味ある)、ゲオルグ・ハイム(誰?)、ロザリンド・フランクリン(わからん)。
結構知らない人が多い。
個人的に一番興味深かったのはルイ16世。
祖父であるルイ15世(最愛王と呼ばれた)と嫁であるマリー・アントワネットのおかげで、だいぶ影が薄いじゃないですか。
錠前造りが趣味とか、え~、云い難いんですが、子作りの方面に問題があったとかは有名だけど、
政治的にはどうだったのかは、ほぼ話題にならない。
ちょっとですね徳川慶喜っぽい感じがあるんですね。革新的な政策をとったりもするんだけど、
腰が据わらないので結局破綻して、自分の政権の崩壊を早めた辺りがね。
あとですね、作者がゴルバチョフを妙にこき下ろすんですが、何か含むところがあるのか。

僕が学生の頃「週刊ヤングジャンプ」に「栄光なき天才たち」ってマンガが連載されていたが、
本書とは取り上げている人物が一人もかぶってないなぁ。
随分と描き方も違うしね。本書はかなり冷笑的。
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