カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

ポール・クリーヴ「清掃魔」

ポール・クリーヴの「清掃魔」を読んでみた。
ポール・クリーヴはニュージーランドの作家だが、ニュージーランドの作家とか初めてだな。

主人公のジョーは警察署内に勤める清掃員。
ジョーは昼間は知的障碍者を装い、警察署内の清掃をする傍ら、捜査情報を盗んでいる。
夜になると、ニュージーランド第2の都市クライストチャーチで女性を暴行殺害する連続殺人犯
通称クライストチャーチ・カーヴァー((肉切り人)としての正体を現す。
ビールでも飲むように自然に人を殺すジョー。
ジョーが恐れる唯一のものは、母親。
狡猾なジョーは、このままであれば、いつまでも殺人を繰り返していただろう。
ところがジョーには身に覚えのない殺人までもが、クライストチャーチ・カーヴァーの犯行とされたことに
腹を立て、犯人を捜し出そうとするのだが。

最初の数ページで読むのをやめようかと思った。
ジョーの一人称で語られる文章は、非常に口語的で悪辣。
以前読んだ「アメリカン・サイjコ」がですね、非常につまらなくて途中で読むのをやめたんでしたが
アレと同じようなもんかなぁと。
我慢しつつも読み進むと、これがなかなか面白い。
ジョーと同じくクライストチャーチ署で働く用務員サリー。
ジョーの“ママ”のイーヴリン。
そしてジョーのある意味運命の女性メリッサ。
この3人の女性がねぇ・・・。

深みは無いけれども、パルプ的に面白かった。
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する