カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

宮内悠介「ヨハネスベルグの天使たち」

宮内悠介の「ヨハネスベルグの天使たち」を読んでみた。

著者の第2短編集と云うことだが、日本製の女性型歌唱ロボット「DX9」が毎回登場する連作短編になっていて、
DX9は一種の狂言回しとなっている。
全5編で、舞台はそれぞれヨハネスベルグ、ニューヨーク、ジャララバード(アフガニスタン)、ハドラマウト(イエメン)、
そして北東京。
ちょっとメンドクサイのであらすじは省きますが、目の付けどころはとても良いと思う。
でもそれを活かしきれていないと云う感じが付きまとう。
面白いんだけど、もうちょっとと云うか背伸びしてる感と云うか、どうも読んでいてすっきりしないんだなぁ。
因みに第1短編集の「盤上の夜」直木賞の候補になり、日本SF大賞受賞。
本作もやはり直木賞候補で、日本SF大賞特別賞受賞。
僕は賞をとったとかはどうでもいいんだけれど、SF業界の人からは注目されていることは間違いない。
長編「エクソダス症候群」も刊行されたみたいなので、そちらも読んでみたいと思う。

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