カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

ジョー・ホールドマン「終わりなき戦い」

ハインラインの「宇宙の戦士」に続いて
ジョー・ホールドマンの「終わりなき戦い」を読んでみた。

そう遠くない未来、縮潰星ジャンプなる一種のワープ航法が発見され
人類は銀河に進出。
ところが移民船が破壊されたことが判明し、犯人である未知の宇宙人を“トーラン”と
名付けた人類は、当然のように戦闘状態に突入。
“1996年エリート徴兵法”が制定され(作中では1996年は未来だったんだね・・・、
ちなみに本作の発表は75年)て主人公マンデラは精鋭部隊の一員として徴兵される。
でもってお決まりの新兵訓練。そして実戦。

主人公は宇宙のあちこちで戦闘に参加する=つまり光速に近い宇宙船で移動している訳ですが、
特殊相対性理論のウラシマ効果(一般相対性理論の時間の遅れとは別)によってですね、
主人公の主観時間と、現実時間と云うのかな?なにしろどんどん時間がずれてっちゃう訳ですよ。
最初の戦闘(主観時間で10カ月)から戻ると、地球では17年が経過。
さらに二回目の出撃から戻ると・・・と云う感じで、結局1000年以上の戦争の最初から最後までを
戦う羽目になる主人公マンデラ。
本人は若者のままで、主観的にはまだ数年しか経っていないのに、
ドンドン時代遅れになる訳です。
そのへんのSF的ガジェットの使い方がですね、ストーリー的にも重要な要素になっていて
かなり面白く読めましたね。
エンディングもグッド。
これはおススメです。ちょっと翻訳が古いのが難ですけど。

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