カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

ダン・シモンズ「エンディミオンの覚醒」

「ハイペリオン」シリーズもいよいよラスト。

「エンディミオン」のラストで、教会パクスの命令を受けてアイネイアーを追い続けた神父大佐デ・ソヤは
自分の部下であるはずのネメスの正体に驚き、アイネイアー達を救う行動に出てしまった。
それでも、イエズス会士として、忠実な軍人として、罰を恐れずにパクスに帰還するため、
アイネイアーたち一行と別れるシーンで幕となりました。
「エンディミオンの覚醒」の冒頭はそんなデ・ソヤが軍籍を剥奪され、
左遷された辺境の惑星(と云ってもデ・ソヤの出身地な訳ですが)から
呼び戻されるシーンと、現教皇の崩御のシーンからスタート。
大きな動きがありそうな導入部。
更に我らがヒーロー(?)エンディミオンがオールドアースを出発して
惑星天山へ辿り着くまでの道程が語られます。
この惑星天山の描写が素晴らしいね。
そして、物語は謎解きを含んで大団円へと向かっていきます。

相変わらず面白い。面白いんだけど、謎解きが急ぎ過ぎでやや不満な感じが無いでもない。
特にシュライクって何なのよ?って云う疑問。もちろんある程度は今までにも情報が出ている。
でも、もっとスカッと解る答えが欲しい気がする。謎は謎のままの方がいいのかなぁ。
もちろん、アイネイアーのウイルスと呼ばれる由縁や、A・ベティックの正体とかね
謎解き自体は満載。なんだけどさ〜。
まあ、要するに私の不満の正体は「もう終わりなの!?もっと読みたいよ!」に尽きるんですけどね。
いや、でももう少し分量を増やして、じっくり描くべきだったんじゃないかと。
贅沢な文句を言ってみているだけなんですけど・・。

と云う訳で、「ハイペリオン」シリーズは終了。
これはですね、ホント面白いから!未読の方はぜひ読んでみてください。
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