カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

スティーヴン・ハンター「黄昏の狙撃手」

スワガー・サーガの新作です。
スワガー・サーガとはですね、スティーヴン・ハンターの小説シリーズで
ヴェトナム戦争で海兵隊の狙撃兵として活躍したボブ・リー・スワガーと
その父であり第二次世界大戦の硫黄島で英雄となったアール・スワガーの親子を
主人公にしたシリーズなんですが、無類に面白い。

シリーズ第一作となる(でも邦訳は本国での刊行順と一致していないのですが)
「極大射程」が出た時には本屋で働いていたんですが、文庫売り場で山積みにしていた記憶があるなぁ。

今回はですね、ボブの娘である新聞記者のニッキが取材の帰り道で
何者かに車で襲撃されるところから始まります。
執拗にニッキの乗るボルボに体当たりし、息の根を止めようとする謎のドライヴァー。
レーシングドライヴァー並みのテクニックでニッキを仕留めたはずなんですが、
辛くも落命は免れたニッキ。しかし、意識不明の重体に。
もしや、自分の過去の敵に拠る復讐なのではと疑心暗鬼に陥るボブ。
現地に飛び、警察とは別に調査を開始したボブですが、やがて、様々な疑問点が・・・。

ちょっと、ボブお得意の銃撃戦のシーンが少ないのが残念かなぁ。
前作でも日本が舞台と云う事もあり、銃では無く日本刀で戦ったボブでしたが
今回も比較的ですが、銃撃シーンは少なめです。
シリーズのファンには懐かしいFBIのニックも出てきますし、
前作でスワガー夫妻が引きとることになった日本人の女の子ミコなんかも登場して
サービスしてますね、作者も。
敵役のグラムリー一家も、以前の作品に出てきましたよね。

個人的にはボブにはこれからも活躍して欲しいんで、これ以上歳をとらさないで欲しいw
クライブ・カッスラーのダーク・ピットシリーズみたいに息子が引き継ぐって云うのも
娘二人で、息子のいないボブには無理だしw
文庫で上下巻でしたが、短く感じるほど面白かったです。
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する