カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

山田芳裕著「度胸星」

懐かしい作品です。本棚を片付けていたら出てきまして、全4巻をつい読んでしまいました。
「デカスロン」でメジャー入り(そうでもないかなぁ)したものの、
残念ながら途中で打ち切られてしまった未完の大作です。

えーっと山田芳裕の作品は「大正野郎」が初めてだったんですが、
すっごい面白かったんですよ、世間的にはマイナーでしたけど。
で、その他の作品もチャンと追っかけて読んでいました。
でも、マイナーで・・・。もっと売れて欲しいなと。だからといって作風を変えて欲しくないし。
面白いのになぁ、みんなわかんねーかなぁと思っておりました。
「デカスロン」でそれなりにヒットしたときには嬉しかったですね。
で、「デカスロン」の後にSFに挑んだ作品が「度胸星」です。
やや、タイトルに難有りですけどね。
火星に人類初の有人宇宙船が到達するものの、謎の物体「テセラック」に依って
一人を残して、宇宙船もろとも殺されてしまいます。物理法則を無視した行動を取る「テセラック」
「テセラック」とは一体なんなのか?何の目的があって襲ってくるのか?
そもそも、この3次元の世界の産物なのか?
そして、救出に向かうべく各国で訓練と選抜に挑む宇宙飛行士候補生たち。
主人公三河度胸もトラック運転手の仕事を投げ打って、選抜に生き残りますが・・。

前半は三河度胸を始めとする候補生たちの訓練と選抜試験、
並行して火星での生き残りスチュアートとテセラックの戦いが描かれます。
それが4巻で打ち切りのため、本題であるテセラックの謎も解き明かされないまま。
主人公の活躍もこれから始まるであろうに・・・。
うーん残念です。何とか再開して完結まで描いていただけないでしょうかね。
ヤングサンデーで連載だったんですよね。
唐突に打ち切られた割には、それなりに形になるように終わらせてはいます。山田芳裕に拍手。
でも、どっか続きを描かせようって言う雑誌はないんですかね。
ストーリー的にも、SF的にもかなり良い作品だと思うんですけどね。
今回読み直してみても充分に面白かったしね。
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