カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

ティム・リーマン「マンガマスター 12人の日本のマンガ職人たち」

俺の好きな漫画家に津野裕子さんと云う方がいます。
ほとんどの人は知らないでしょうけど。

80年代半ばからガロ(若い人は知らないかね?wikiででも調べて欲しい)を買ってたんですけど、
杉浦日向子、みうらじゅん、根本敬、内田春菊、泉昌之、花輪和一なんかに混じって
津野裕子の漫画もあった。

好きな漫画家と訊かれたら、大友克洋と上條淳士を真っ先に挙げるけど、
女性漫画家だったら津野裕子だなぁ。

この方は大変寡作でして、そもそもガロ以外で観た事ないし。
たった4冊しか出していない単行本(彼女の場合、作品集と呼びたい気がするが)はもちろん持っているんですが、
気が付かないうちに、新刊が出ていないかなぁなんて、
何の気なしにネットで彼女の情報でも無いかなと調べていたら
こんな本を見付けてしまいました。

著者紹介によると、ティム・リーマンはジャーナリスト・グラフィックアーティスト・グラフィックデザイナーなアメリカ人。
83年に初めてマンガに出会い、95年から日本のマンガを収集。
英語で出版されたマンガ、マンガ批評に関する本にはすべて目を通している。とのこと。
ふーん。
まあ、著者には興味ないんですけど、12人の日本の漫画家にインタヴューしているんですね、ティムが。

そのうちの一人が津野裕子だったと。
一応12人全員の名前を掲載順で紹介しますと
麻宮騎亜、CLAMP、江川達也、古谷兎丸、井上雄彦、丸尾末広、岡野玲子、
桜沢エリカ、高屋未央、谷口ジロー、津野裕子、ひろき真冬の12人。
全然知らないのは、高屋未央とひろき真冬だなぁ。
古谷と朝宮も読んだと云うほどは読んでない。
丸尾末広はガロ系だし、結構好きだけど。

しかし、ちょっと日本人からすると不思議な人選だと思うんだけど(笑)
本編の前の用語解説とか、日本マンガ歴史年表とか妙です。非常にビミョーな感じ。
単純に情報量の差なのか、感覚の違いなのか、センスの問題なのか解らないけど(笑)
まあ、津野裕子のインタヴューなんて初めて読んだので、それだけでもめっけもんだぁ。

丸尾をはじめとして、かみ合わないインタヴューも多いんですけど
それも味の内かねぇ。

それはさておき、津野裕子の漫画はホントに好いよ。あの絵が素敵。
そしてややシュールなストーリー。
なんかね〜、本当に綺麗なんだよね。読んで欲しいなぁ多くの人に。
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