カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

太宰治「晩年」

結局ばたばたとした年末&喰ったり呑んだりの正月で、あんまり本が読めなかったですね。
録るだけ録って貯まりまくったビデオもほとんど観ていないし。歳をとると正月って忙しい。
バーゲンに行く元気もない。

はい、気を取り直して今年の読書初めですね。
とはいっても、同時進行で何冊も読んでますからねぇ、去年からズーット読み続けている本もあるわけですが、
気持ちの上でということで。
で結局、新年最初に手にとったのは太宰治の「晩年」です。新潮文庫の装丁も○。
いったい、何回読んだのか判らないですけど。
やっぱり「人間失格」とか「斜陽」とかが有名なわけですが、短編の名手でもありますよ
太宰さんは。
とくに「晩年」のなかの「魚服記」が好きなんですよ。
山中の茶店のスワという女の子の話です。
ホンの10ページほどの変身譚なんですが、味わい深いんだなぁ。
なんとなく、つげ義春の「紅い花」を思い出したりもしますし、童話的な「山月記」のようでもあります。
処女短編集に「晩年」とつける辺りに太宰らしさがあります。
「魚服記」のほかに「葉」「思い出」など
それぞれ味わい深い作品が収められています。
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