カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

黒澤明「虎の尾を踏む男達」

偶にはと云うことで、本日は映画の話を。

黒澤明監督の「虎の尾を踏む男達」です。
1945年の映画ですね。戦時中にクランクインで、終戦後クランクアップ。
まあ、その辺のデーター的なことは兎も角として、面白かったです。
結構、黒澤映画は観ているんですけど、1時間の短編ですが、じっくりと観てしまいました。
エノケンが出ているのも知らなかったなぁ。顔の表情が彼はすごいですね。よく動く眉。
いや、しかし大河内傳次郎はスゴイなぁ。富樫役の藤田進も良かったけど、
何しろ弁慶役の大河内が良いなぁ。
黒澤映画としては、マイナーな作品だと思うんですけど、観てない方には是非お薦めしたい。
私の大好きな志村喬さんが、あまり出番がないことと、やっぱり古い映画ですから、
音が今ひとつで聞き取り辛いところが残念ですが、
60年以上立っていても、素晴らしいものは素晴らしい。
ストーリー自体は歌舞伎の「勧進帳」や能の「安宅」と同じですから、説明不要でしょうけど、
エノケンの強力(“きょうりょく”じゃあないですよ)を出した辺りが黒澤のオリジナルなのかな。
最後のエノケンが目を覚ますシーンなんかも感心したなぁ。
感心しながら映画を観たのは久しぶりだ。
何年も前にビデオに録るだけ録って、観るのは初めてだったんだけど、
もっと早く観ておけば良かったですね。
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