カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

平山夢明「ミサイルマン」

平山夢明の第2短編集。

これも、単行本で(図書館で借りて)読んでいるのですけど
光文社で文庫になりましたので改めて購入。

相変わらずの鬼畜な短編が7編。
本人いわく鬼畜じゃなくてキチク(漢字だと重いから、カタカナにして)だそうですが
ただ単にキチクなだけなら、読まないっす。
やっぱりね、巧いし、オリジナリティがあるよね。

「うへっ気持ちワリ―」と思いながらも、ページをめくる手を停められない。
そんなパワーが平山にはある。

やっぱり表題作の「ミサイルマン」が一番の出来かなぁ。
詐欺まがいの(と云うより詐欺そのものの)自販機のルートセールスをしている“俺”。
“俺”の自転車をパクろうとしていたシゲをぶん殴って1週間後に2人はコンビになった。
そんな2人のお楽しみは、連続殺人でした。
埋めたはずの死体がもとで、2人はとんでもない目に・・・・。

大森望氏は巻末解説のなかで、
2人の関係はボニーとクライド(“俺たちに明日はない”って観てない人はいないよね?)
さながら
と評しているけど、俺が思い浮かべるのはドラマ“傷だらけの天使”の修と亨だな。
まあ、修と亨は素人を殺すような悪人じゃないけどさ。
あの頃の(勿論再放送でしか視てない訳だけど)ショーケンと水谷豊はカッコいい。

という事で、お薦めの一冊ですが、“傷だらけの天使”と“俺たちに明日はない”を観ていない人は
こちらもすぐに観るようにした方が良いでしょう。
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