カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

「顰蹙文学カフェ」高橋源一郎×山田詠美

あんまり、ミステリー作品ばかり続くのもなんなので(ミステリー好きですけど)、
今回は「顰蹙文学カフェ」講談社です。

えー、もともと高橋源一郎が好き(初期の作品は、と但し書きをつけますけど)だったんです。
初めて読んだのは高校生の頃なので20年以上前ですね。
映画の「ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け」と云う山川直人監督の
素晴らしい映画(この映画に関しては改めて紹介したいと思っています)がありまして、
ま、タイトルと出演者に惹かれてレンタルしてみたら、それ以来私のBEST1の座に
君臨し続けている本当に素敵な映画なんですが、この映画の原作が
高橋源一郎氏の初期の作品「さようならギャングたち」「ジョン・レノン対火星人」
「虹の彼方に」の3作品で、高橋氏も映画の中にチョビっと出演しています。
映画の方の詳しい話は置いときまして、原作も読んでみたくなりまして、
当然購入と。で、こちらも気に入った訳です。
で、まぁ小説・エッセイ・日記と出る度に購入していたのですが、
いつの頃からか「うーん、なんかちがうなぁ」と。
まあ、作者だって成長するわけですから、テーマや文体・書き方が変わって来る事は解っています。
水戸黄門じゃないわけですから、変化してくれないと読むほうとしてもツマラナイ。
ではあるのですけど、必ずこちらの好みの方向に変化するとは限らないわけで。
高橋氏の作品の場合、まあ、私の嫌いな方向へ行っちゃったかなぁと。
「ゴーストバスターズ」辺りまでは我慢して読んでいたんですけどね、
私には最近の高橋作品は駄目です。まあ、その辺は完全に好みの問題なんだと思います。
真面目に「文学」されているんだろうと云うことは伝わってますけど。
私の読みたい「文学」ではないなぁが、正直な感想。

「文学」ってぇのは、メンドウだなぁ。

ということで、前置きが長くなりましたが、「顰蹙文学カフェ」です。
高橋氏と山田詠美氏の対談というか、このお二方がゲストと一緒に
「文学」について鼎談するという本ですね。
ゲストは島田雅彦、中原昌也、車谷長吉、古井由吉、瀬戸内寂聴の各氏(敬称略)
なんですが、私が読んだことがあるのは島田雅彦氏だけですね。中原氏の作品は
読んでみたいリストには入っているんですけど、いまだ未読。
不勉強ですね。スイマセン。
文学とはなにかとか、我々(高橋・山田・ゲストの各氏)にとっての文学とは
みたいな本かなと思って手に取ったんですけど、
えー、高橋・山田両氏が文学賞の審査員をやって居られることもあり、
文学賞がらみの話ばっかりです。そういう意味では各賞審査の裏話でもあって
面白い部分もあるんですけど。なんか喰い足りない。
島田雅彦氏と芥川賞の話は、割と読書家の間では有名ですから、
その辺の話は面白い(またこの話かと云う気もしないでもないけど)んですがね。
古井氏との鼎談で出てくる太宰・三島がなぜ芥川賞を取れなかったかとか、
文学にも番付を、(賞の)選考はスカウトかジャッジかなんかは大変勉強になりました。
でも、古井氏は名前も知らなかったw
本当、自分の不勉強を恥じます。
ああ、ちなみにワタクシは山田詠美氏の作品も「ベッド・タイム・アイズ」だったかな、
出版当時、チャレンジしたんですけど途中で投げ出してます。
うーん、スイマセン、不勉強でした。^^;
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する