カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

宇月原晴明「廃帝奇譚」

名作「安徳天皇漂海記」の後日譚にあたる連作短編集。
名作って書きましたけど、澁澤龍彦の「高丘親王航海記」を下敷きにしつつ
独自の夢幻の世界を広げた名作ですよ「安徳天皇漂海記」は。
もっと評価されてしかるべきと思う。
未読の方はぜひ「安徳天皇漂海記」から、読んで欲しい。

こちらの方はあくまでも後日譚なので、ややパワー不足な点は否めない。
が、懐かしい人物が登場してくるのはやはりファンには嬉しいところ。
衰朝の暗君の悲哀に感じ入る。
後鳥羽院の芸術家としての矜持に、帝王としての誇りに涙せよ。

宇月原晴明はもっと評価されて欲しいよなぁ。



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