カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

畠中恵著「しゃばけ」

人気シリーズの第一作です。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
ラジオドラマ・テレビドラマにもなっていますね。
名前は知っていたのですが、今回初めて読んでみました。
やや、甘い点はあるものの面白かったです。
江戸有数の廻船問屋の1人息子で、超の付く虚弱体質の一太郎が主人公。
箱入り息子で育てられた彼は、現在では廻船問屋と同じ敷地に薬種問屋を建ててもらい、
若旦那として暮らしていますが、何かあれば直ぐに寝付くほどの病弱。
親だけでなく、店の手代の佐助・仁吉にも守られて暮らしています。
ところが、手代の2人をはじめ一太郎の周りには妖(あやかし)たちが・・・。
ということで、時代物で妖の話でもあります。
なんていうか宮部みゆきの作品よりも、より温かみのある時代物ですね。
読んでいてもホッとすると云うか。
殺人事件に巻き込まれた一太郎が、妖の力を借りて事件を解決するのですけど、
連続殺人が起きているのに、なんか長閑です。そこがこの作品の味ですね。
設定などにやや甘さがあるものの、気にせず読ませるだけの面白さがありました。
妖(あやかし)たちも怖いとか、気味が悪いとかではなくて
ホッと和ませる存在として描かれています。
また、箱入り息子の一太郎も、病弱な割りに芯の強いところもあり魅力的です。
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