カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

朝倉かすみ著「田村はまだか」

40歳の男三人、女二人の同窓会流れの五人が、札幌のさえないスナック「チャオ!」で、
なかなかやって来ない同級生田村くんの到着を待ちわびています。
「田村はまだか」と合いの手のように繰り返されるセリフが印象的ですね。
そのうち店のマスターまでが「田村ってひと、まだですかね」と待ち始めます。

連作短編と云うのでしょうか、田村を待つ一晩プラス後日談で全6話。
それぞれ大人になった元小学生たちのチョット訳ありの話が、田村を待つ間に語られていきます。
どの話も、あ〜判るなぁって云う感じで、自分も年取ったなぁと思う今日この頃。
面白かったですね。意外と身につまされる感じもあったりして。
結構納得のいく話でしたね。
最後のどんでん返しと云うか、小説のオチとして田村は到着したほうがよかったのか、
はたまた到着しないほうがよかったのか?
その辺は賛否の分かれるところではないでしょうか。
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