カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

岸本佐知子編訳「変愛小説集2」

以前紹介した「変愛小説集」の2巻。
恋愛じゃなくて“変”ですね。しつこいですけど。

今回の収録作品は
彼氏島    ステイシー・リクター
スペシャリスト    アリソン・スミス
妹    ミランダ・ジェライ
私が西部にやって来て、そこの住人になったわけ    アリソン・ベイカー
道にて    スティーヴン・ディクスン
ヴードゥー・ハート    スコット・スナイダー
ミルドレッド    レナード・マイケルズ
マネキン    ポール・グレノン
「人類学・その他の100の物語」より    ダン・ローズ
歯好症(デンタフィリア)    ジュリア・スラヴィン
シュワルツさんのために    ジョージ・ソーンダーズ
の11篇。
私のお気に入りは「妹」と「わたしが西部に〜」かな〜。
「妹」は70歳近くで額のはげ上がったおっさんが主人公。結婚歴は無し。
同じ工場で働くヴィクトルから「妹を紹介してやろうか」と持ちかけられる。
「是非紹介してくれ」と答えたのは良いんですが、なぜかいつもすれ違いで
ヴィクトルの妹ブランカとなかなか会えない。
同じパーティーに出席しても、行きつけの飲み屋でも、ヴィクトルの両親との食事会でも
何故か会えない二人。
恋愛なんかした事の無かった主人公は、いつしか一度も目にした事も無いブランカに
完全に恋してしまう。
そして、とうとうヴィクトルの自宅でブランカも呼んで、3人で飲もうと云う事に。
ところがところが・・・・。
この話が一番気に入ったなぁ。まさかそう来るとは(笑)。オチは書きませんけど。

なかなか素敵なアンソロジーでした。?巻も出ないかな。
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