カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

デニス・ルヘイン「ミスティック・リバー」

デニス・ルヘインなのかレヘインなのか。
どうせ外国語をカタカナ表記するのには無理がある訳だが、出版社同士で統一して欲しいもんだ。

デニス・レヘイン表記の角川文庫でパトリック&アンジーシリーズが出ていますが
あちらのシリーズも大変興しろい。
そう云えば新作が出ていたはずだけど未読だったな。
読まなきゃいけない本があるのは何よりの楽しみ。

さて、デニス・ルヘイン表記の早川書房の「ミスティック・リバー」
クリント・イーストウッドの監督で映画化されていますので、御覧になった方も多いのでは。
私も映画版はだいぶ前に観てますね。良い映画だった。

原作を読むのは今回が初めて。
11歳のジミー・ショーン・デイヴの三人は、特に仲良しと云う訳でもないが
なんとなく遊び仲間。
ある日、通りで喧嘩をしていた3人は警官に声を掛けられる。
デイヴをのせて走り去る車。
しかし、車の二人組は警官では無かった。
デイヴは4日後に帰って来たが3人は疎遠になり、それぞれの人生を進んでいく。
殺人課の刑事になったショーン。
プロの犯罪者として名を上げるも、娘のために足を洗い雑貨屋を営むジミー。
人が良い以外には何もないデイヴ。
25年後、ショーンの19歳の愛娘ケイティが殺された。
再び関わりあう事になった3人だったが・・・。

暗い話だった。
デイヴが心に負った傷。
3人それぞれが背負った過去。
お互いのままならない人生。
贖罪とは・・・・。
25年前の事件で一度は3つに別れたはずのそれぞれの人生が、再び悲劇によって一つになる。
悲劇が、また新たな悲劇を起こしていく。
ミステリーと云うよりも、人間ドラマとして読み応えがありますね。
是非ご一読を。
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