カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

東野圭吾「眠りの森」

東野圭吾の加賀恭一郎シリーズの第二作「眠りの森」。
タイトルからも解るようにバレエ団を舞台にした殺人事件を加賀が解決する。

バレエ団の事務所で殺人事件が起こる。
殺人事件と云っても侵入してきた不審者と、たまたま居合わせてしまったダンサーの葉留子がもみ合いになり
葉留子が振り回した花瓶の当たりどころが悪くて、不審者死亡と云う正当防衛でのこと。
正当防衛さえ認められれば、特に問題は無い筈だった・
しかし、不審者の身元がなかなかつかめない。
身元が判明してからも、何故彼がバレエ団に侵入しようとしたのかが不明。
難航する捜査。
そして第二の殺人が起こり・・・・。

シリーズの第一作「卒業」では加賀は大学生で、いわゆる素人探偵の立場。
友人の死の謎に立ち向かう青年って感じだったんですが、
本作では刑事になっています。
どうやら大学卒業後、一度は教師になったものの、退職して刑事になった模様です。

「卒業」と比べると、個人的にはこちらの方が作品としても纏まりが良いと思います。
加賀も若干魅力を増したと云うか、人間味が出てきた気がする。

結構前の作品なんですよね。奥付を見ると1989年が初版。
加賀の恋の行方が気がかりな終わり方ですね~。
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