カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

手塚治虫「人間昆虫記」

手塚治虫の昭和45年の作品「人間昆虫記」

芥川賞を受賞した作家十村十枝子は今までにも様々なジャンルで一流の実績を残してきた。
所属していた劇団では若手ナンバーワンの女優として将来を嘱望され
次には突如デザイナーとしてニューヨーク・デザイン・アカデミー賞を受賞。
その彼女が芥川賞を受賞。

十枝子は次々と昆虫が脱皮するようにその姿を変え、その度に違うジャンルで大成功を収めてきた。
彼女の才能とは何なのか。
そして、彼女の周りの劇作家、デザイナー、プロの暗殺者、女流作家・・・・・・。
次々と才能ある者に近づき、その才能を、その作品を奪い自分の物としていく。それが十枝子の才能。
破滅していく周囲の人々。
まるで獲物を捕まええた蜘蛛のように、その生き血を吸うかのように、人々から奪い
脱皮するかのように古い成功を捨て、新しい成功に乗り換えて行く十枝子。

いやぁ、厭な奴です。
でも、彼女の周りの人物たちも醜悪。
手塚らしくないと云えば手塚らしくない作品なんですけど
ホント手塚さんはどんなジャンルでも描きたいって思っていたんでしょうね。
でも、個人的にはこの漫画苦手。
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