カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

畠中恵「アイスクリン強し」

畠中恵の「アイスクリン強し」を読んでみました。
間違えて続編で前日譚にあたる「若様組まいる」を先に読んでしまっていたので
登場人物たちは既に馴染があるメンバー。
外国人居留地で育ち菓子職人となった「ミナ」こと皆川真次郎
若様組の大将格の長瀬
同じく若様組の一人で眉目秀麗ながらキレやすく剣術も喧嘩も一流の園山
真次郎・若様組の面々と親しい成金小泉商会のお嬢様である沙羅
沙羅の父で成金の小泉琢磨
そして若様組の影の薄いメンバー
「若様組まいる」では旗本の家に生まれ、世が世がならば若様としてちやほやされていたであろう長瀬達が
明治維新後の東京で、巡査になるべく奮闘する話でしたが
こちらの方は長瀬達が無事巡査になってからのお話。
真次郎の西洋菓子店も無事オープンしています。
しかし、若様組プラス真次郎のもとには色々と難題が持ち込まれてきます。
差出人不明の手紙が舞い込み、いわく「差出人をつきとめ、差出人の一番欲しい物を推理して、
差出人のもとにその『何か』を持参すれば褒賞を差し上げる」との文面。
さて、いったい誰の仕業なのか?
他にも行方の知れぬ御落胤探しに巻き込まれたり
コロリ(コレラの事ですね)の流行事件に巻き込まれたり
若様組は事件は事欠かない。

個人的には、やはり若様組の影の薄さが気になる。
長瀬と園山以外は完全に脇役なのでまったく気にならないが、長瀬・園山の微妙な影の薄さが不思議な感じ。
真次郎が主人公と割り切って描いてくれた方が、座りが良いのになぁと思う。
なんかちょっと話の焦点がぼやけちゃう気がするので。


軽い話サクッと読めちゃうので、それなりに面白いんですけれども
やはり私としては、「しゃばけ」シリーズの方が好いなぁ。
コロリの話を軽く済ませている点もちょっと減点かな。
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