カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

能面

去年の12月ですが、JR相模原駅にあります相模原市民ギャラリーで開かれました
相模原光勲會能面展に行ってきました。
残念ながら会場内は撮影禁止でしたので、素晴らしい作品の数々を撮影できなかったんですが
今回、相模原光勲會のメンバーでもある板倉光ゆうさんの好意で、
光ゆうさんの作品をいくつか撮影させていただきました。

拙い写真では伝わらないのが残念ですが、見る角度や光線によって表情が変化していく能面。
長い歴史のなかでもっとも無駄のない形に洗練されてきた能面は
1、写実的要素 皮膚感などの造形
2、舞台効果的要素
  テル=面をあお向けると明るい表情
  クモル=俯けると暗い表情
3、分類的要素 髪の本数の違いや、眼や歯に金が入ると超人的存在を表すなど
の3要素で成り立っているそうです。
また現代能面は、新作の物でも「古色付け」と云われる
桃山時代から始まった古く見えるようにする技法により、
舞台で表情が出やすいように陰影をつけられています。

小面1
小面2
小面(こおもて)
若い女性。額中央の髪の分け目から三本の毛筋が出ている。

鈿女1
鈿女2
鈿女(うずめ)
天鈿女命であろうか。浅学の身ゆえ詳しいことはご勘弁を。


孫次郎1
孫次郎2
孫次郎(まごじろう)
女性の名前が孫次郎とは異と思われるかもしれないが、金剛右京久次(こんごううきょうひさつぐ)
俗名孫次郎が、亡き妻の面影をうつした面に由来する名。
小面よりも年長の品の良い女性。理想の女性を表すとされる。
実際この面も、妃殿下時代の美智子皇后陛下と吉永小百合をイメージされながら打たれたとのこと。

鷹1
鷹2
鷹(たか)
怪士(あやかし)の面。男の怨念。


廿余1
廿余2
廿余(はたちあまり)
若い男性である。二十歳に満たない歳。

喝食1
喝食2
喝食(かっしき)
まだ前髪のある美少年。
本来は禅寺で食事の順序などを知らせる役職を喝食と云うが
日本では稚児の習俗と結びつき有髪の少年が定番化。
頬の感じなど幼さが感じられる。
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する