カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

フェデリコ・フェリーニ「道」

フェデリコ・フェリーニ監督の「道」を観てみました。
実は「道」を観るのは初めてで、フェリーニの映画であることとテーマ曲しか知らなかった。
主人公ザンパノを演じるアンソニー・クインは「その男ゾルバ」などでお馴染。
相手役のジェルソミーナを演じるのは、監督フェデリコ・フェリーニの妻であるジュリエッタ・マシーナ。

大道芸人のザンパノはアシスタントの女が死んだので、その妹のジェルソミーナをタダ同然で母親から買う。
やや頭の弱いジェルソミーナは新しい生活にささやかながらも幸福を感じるが、
暴力的で酒と女に眼のないザンパノとの生活に、とうとう嫌気がさして逃げ出してしまう。
逃げ出した先で綱渡り芸人と出会い、勇気づけられるジェルソミーナだったが
綱渡り芸人は過去にザンパノと何か因縁があるらしく、ことあるごとにザンパノに突っかかる。
そしてとうとう・・・・。

ニーノ・ロータの音楽が効果的に使われていますね。
ジュリエッタ・マシーナの演技も素晴らしい。
ジェルソミーナを観ているとムイシュキン侯爵を想起させられた。
ザンパノが最後に砂浜で号泣するんですが、はたして彼は誰の為に涙を流したのか。
ジェルソミーナの為か、綱渡り芸人の為か、それとも自分の為か。
あの涙の意味を、映画を観たそれぞれが考えなきゃいけないと思いましたね、俺は。
好い映画だった。

こう云う映画を大事にしないと映画が駄目になりますよ。
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