カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

宮部みゆき「平成お徒歩日記」

この間の「喜国」(きくに)も変換されませんでしたが、
まさか「お徒歩」(おかち)で変換されないとは・・・・。
いや、もちろん「かち」と打てば「徒歩」と出ますけどね。
御徒町(おかちまち)は一発で出るんだぁ。なんかなぁ・。
「御徒歩」って変換されるだろうと思っていたので一寸意外な気がして。
本書の前口上で宮部みゆきさんも一太郎で「徒歩」って出ないねぇ
なんて話を披露されていたので、ウチのパソコンはドーヨと思ってたんですけどね。

さて、週刊新潮に「平成お徒歩日記」として平成6年から10年に掛けて連載されたもの
プラス番外編になるのか連載以前と思われる平成5年の2回分で
全9回(掲載はすべて週刊新潮)のお徒歩日記をまとめた物で、
前口上を再び引用しますと、「宮部みゆきの初めての小説以外の単行本」であります。
宮部みゆきさんが編集者とカメラマンを連れて、
赤穂浪士の足跡をたどるべく、吉良邸跡地から高輪泉岳寺まで一応当時のルートを歩く。
「市中引廻しの上、獄門」を再現すべく小伝馬町から鈴ヶ森刑場跡まで引きまわしルートを歩く。
などなど、一部タクシーを使ったり、ルートが現在では判らなかったり等もありますが、
お徒歩で回ってみるというハナシです。

思ったよりも、歩くと何時間かかるとかの(実用的?な)情報は少ないですね。
ですから、自分も同じように歩いてみるかと云う気にはあまりならない(笑)
で、意外と見落とされがちな「刑場として小塚原と鈴ヶ森はどのように使い分けたか」とか
本所七不思議の「置いてけ堀は(調べただけで)候補地が3か所ある」なんて話は
ポロっと出てくる。この辺が宮部らしくて面白い。
まぁ、好みとしてはもうちょっと蘊蓄が欲しいところですけど
歴史雑誌ではなくて小説新潮連載ですから、あまり歴史談義が過ぎてもと云うことなのかな。
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