カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

F・P・ウィルソン「始末屋ジャック 幽霊屋敷の秘密」

F・P・ウィルソン「始末屋ジャック 幽霊屋敷の秘密」を読んでみた。
あ~、コレはシリーズの途中なんですね~、またしても失敗したなぁ。
シリーズの最初から読みたかったな。

主人公のジャックは始末屋。いわゆる裏稼業の男。
どうやらジャックは法的には存在すらしないみたいで、
そのことが原因で恋人であるジーアとも作中で色々ともめています。
そのジャックが、たまたまジーアの友達に半ば無理やりに連れて行かれたのは霊媒師イファセンの所。
ジャック自身、以前インチキ霊媒師のもとで働いていたので、彼らの手口はお見通しなんですけどね。
イファセン(本名ライル)とその助手で実弟のチャーリィの2人に依頼され、
商売敵である他の霊媒師からの嫌がらせを撃退して欲しいと、始末屋としての仕事を引き受けるんですが・・・・。
別の依頼者から引き受けた仕事も奇妙な話で。
自分の弟が暴れるかもしれないので監視して欲しいと云う、訳の分からない依頼。
さらにイファセン達が心霊現象としか思えない事態に遭遇。
どうやらすべての件が、ジャックを中心に集束しているみたいで・・・・。

と云う事で結構グイグイとストーリーが進む。
個人的にはジャックが霊媒師たちの手口を見抜き、逆手にとって罠に嵌めるところが楽しい。
後半は、シリーズを読んでいないと解らない、ジャックと“異界”の事情が出てくるのですが
シリーズ途中から読み始めちゃった俺でも、それなりに解るように書いてあります。
でも、やはり出来れば最初から読むのが望ましいかな。

ちょっと翻訳で気になる点が無いでもないけど(例えばタイトルのセンスは如何なものか。
作中で引用される曲の訳し方にも釈然としないモノが・・・・)
結構面白かったです。
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