カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

三上延「ビブリア古書堂の事件手帖2」

何だかんだと云いながら、三上延の「ビブリア古書堂の事件手帖」の2巻を読んでみる。


1巻で色々とあったんですが、結局大輔はビブリア古書堂に復帰。
相変わらず新人古書店員として、毎日を送っている。
今回も古書にまつわる謎を栞子さんが解いて行く訳ですが
大輔と栞子の仲も、進んでいるような、全く進んでいないような。

今回テーマになる古書は
坂口三千代「クラクラ日記」
アントニイ・バージェス「時計仕掛けのオレンジ」
福田定一「名言随筆 サラリーマン」
足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」

坂口三千代は坂口安吾の妻。
福田定一は司馬遼太郎の本名で、彼が職業作家となる前の作品。
足塚不二雄は藤子不二雄が最初期に使ったペンネームで手塚治虫に及ばないから足塚な訳ですね。なるほど。
司馬遼太郎のペンネームが「司馬遷」に遼(はるか)に及ばない者と云う意味であることを知っていると
なかなか含蓄のある作品の配列だ。

さて、前作で登場した小菅奈緒が妹とともに再登場。
大輔の学生時代の彼女も登場して、ひと波乱起きそうな予感がしたが・・・・。
そちらの面では然程の事件も起きず、やや拍子抜け。
別の方面で、大告白があったので3巻で波乱があるのではと期待。
でもその告白自体が、なんか不満だったけど。
そんなの変じゃないかなぁ?

1巻に続いて、推理というにはちょっと物足らない・・・というよりも
推理じゃなくて解っちゃう系?だなぁ。なんかこう・・・・ねぇ・・・。

それなりに面白かったんですけど、やはり後味が悪いというか、栞子が何と云うかねぇ・・・・。
なんか素直に面白いと云えないのは女性陣が微妙に変な所為なんだよね。変というかイタイ感じ。
ミステリー要素が薄い分には構わないんだけど、ヒロインがどうも。
と文句を云いつつも3巻を・・・・。


という訳で一気に3冊ご紹介。
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