カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

ユッシ・エーズラ・オールソン「特捜部Q Pからのメッセージ」

ユッシ・エーズラ・オールソンの「特捜部Q」シリーズの3巻目。

コペンハーゲン警察の厄介者、カール・マーク警部補と助手で移民のアサド、これまた変人のローセ。
特捜部Qのメンバーはこの3人のみ。
迷宮入り・未解決の事件専門の部署である特捜部Qは、窓もない地下室のアスベストが配管から降ってくる部屋にある。
毎回、とんでもない難事件が持ち込まれる・・というか持ち込まれた未解決ファイルから、選んじゃうんだけど。

カールのデスクに届いたのは、7年前にスコットランドの海で拾われたボトルメッセージ。
ほとんど判読不能で、どこのだれがいつ書いた物かも判らないメッセージ。
そして、新興宗教の熱心な信者を狙う殺人鬼。


シリーズでも白眉と云える面白さでした。
ナカナカスリルのある展開で、中盤以降は目が離せなくなった。
カールの自分でも思い出せないらしい過去、アサドのカールにも明かせない秘密、ローセ&ユアサの謎と、
3人それぞれの事情も、事件とは直接は関係ないものの物語を膨らませていて大変面白い。
本作で、3人が完全に一つのチームになったように感じた。
ただし、そのぶん他の登場人物が(犯人と3人の被害者女性の除くと)影が薄い気がするけど。


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