カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

A・J・クィネル「パーフェクト・キル」

A・J・クィネルの「パーフェクト・キル」を読んでみた。

マルタ共和国のゴッツォ島に住むクリーシイ。
彼はフランス外人部隊にも在籍した歴戦の猛者で、元傭兵なんですが
数年前のイタリアマフィアとの戦いで死亡したはずの男だった。
自分の死を偽装し、妻と子と共に静かにゴッツォで暮らしていたクリーシィだったが
テロリストによって、妻子の乗った飛行機が爆破される事件が起きる。
復讐を誓う彼は、同じ爆破事件で妻を殺されたアメリカの上院議員の協力を取り付け
更に、自分の右腕とするため孤児マイケルを引き取り鍛え上げた。
偽装(マイケルを養子にするためには夫婦でないと・・・・)の為の妻を演じるように雇ったレオーニ、
孤児のマイケル、そしてクリーシィの3人が、やっと本物の家族になったその時、第二の悲劇が起きる。

初めてクィネルを読んだんですが面白かった。
主人公クリーシィの頑固さ、復讐の為には手段を選ばない冷酷さ
ときおり見せる家族と友人に対する想い。ナカナカ味のある人物像。
多くのページを復讐の準備を描くの費やしていて、
復讐シーンが意外なまでにアッサリと描かれるのは少し面喰ったが
エピローグも綺麗な終わり方で最後まで一気に読めた。
マルタのゴッツォなんて聞いたことも無い島なんだけど、魅力的な島のようだ。


クリーシィが初めて登場するのは、クィネルの処女作「燃える男」らしいので
早速、そちらも読んでみようと思う。

しかし、毎日暑いね。まだ6月なのに・・・。

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