カートの本と音楽の(PUNKな)日々2

A・J・クィネル「燃える男」

A・J・クィネルの「パーフェクト・キル」が面白かったので
クィネルのデビュー作である「燃える男」を読んでみた。

ちょっと読む順番が前後してしまったんですが、
こちらも元傭兵のクリーシィが主人公の復讐譚。

初老に差し掛かり、生きる目的を見失ってしまったクリーシィ。
そんな彼を見かねて、かつての傭兵仲間で唯一の友人であるグィドーが紹介した仕事はボディーガード。
イタリアで頻発する身代金目当ての誘拐から、ミラノの実業家の娘を守る仕事だ。
今の俺にボディガードは務まらない、子どものお守なんかできない。
そう思っていたクリーシィだったが、やがて11歳の少女ピンタと心を通わせるようになり
人間として立ち直る。
しかし、誘拐事件が起きてしまう。
ピンタは誘拐され、クリーシィは瀕死の重傷を負う。
身代金を支払ったにもかかわらず、生きて戻れなかったピンタ。
復讐を誓ったクリーシィは、マルタのゴゾ島で回復を図る。
ゴゾで出会う人々に心を癒されるクリーシィだったが、復讐の為にイタリアへ舞い戻る。


クリーシィ対イタリアマフィア。
誘拐にかかわった人間は実行犯以外も自分が始末すると、全面戦争を始めるクリーシィが単純にカッコいい。
「パーフェクト・キル」では故人として登場するナディアとの出会いや
ゴゾ島(パーフェクト・キルではゴッツォと訳されてたが)の人々とのやり取りが微笑ましいだけに
マフィアとの闘いがより強く印象付けられます。
とは云え、何故かやっぱり対決シーンはアッサリ目ですね。
そんでラストシーンで綺麗にしめると。そういう書き方なんでしょうねクィネルは。
コレも面白かったですね~。
えーっと、「燃える男」「パーフェクト・キル」と読んだので(順番が逆になったけど)、
次はクリーシィ物の3冊目「ブルー・リング」だな。
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